NISHIOKA DESIGN corporate case.002
カジワラホーム株式会社様 一戸建て・注文住宅販売
西岡家具 との出会い
はじまりは西岡社長の先輩にあたる方がカジワラホームさんでお家をご注文、そこへ家具を納品していただいたのがきっかけだったと伺っています。それ以来、弊社での建売物件に入れる家具についてもよく相談に乗っていただいてて、引き続きそのままお願いするようになりました。
今回は、デザインを担当させていただいた西岡スタッフの大西が直接インタビューさせていただきました。
ー 毎回設計されるお家のテイストが違うのは、意図的に変えていってたりするんですか?
やっぱりいつも同じだとつまらなくなってしまうので、その現場に応じて、意識してテーマを持って決めています。
ー そのテーマは社内で決めていく感じですか?
そうですね。まずは担当者を決めて全体の色やコンセプトなどを進めていくのですが、その中で普段のモデルハウスや建て売りでは使わないものを使って「こんなのも出来るんやで~」と提案したり、ひとつのものに特化してみたり、色々な組み合わせをしていこうとは思っていますね。そういう過程もスタッフみんなが楽しんで出来ていると思います。
ー たしかにご依頼いただく度に違った雰囲気で、でもその特化したところに行き過ぎた感じはなくて。僕たちから見てもすごく分かりやすくて、いつも楽しませてもらってます。
私たちも、設計担当のスタッフと話して「もっと尖らせてみよう」とか「行き過ぎかな?」みたいに決めていったりするので、西岡家具さんのようなインテリアのプロから見て【行き過ぎてない】という意見はすごくありがたいですね。大丈夫なんや、みたいな(笑)。
ー (カジワラさんの)個人的に好きなお家のテイストとかはありますか?
これまでに西岡家具さんにデザインをお願いした3つの家の中だと、今回がまさにそうですね。黒とかこういうテイストが好きですね。どストライクでいうともっと尖った感じですけど(笑)。
ー 今回のお家のメインはキッチンですよね。
キッチンは【リシェル】という商品でワークトップがセラミックで出来ているんですが、「この黒のキッチンをどうやって部屋全体に映えさせるか」というのがあって、このキッチンをもとに床の色、エコカラット、建具など他のものを選んでいきました。
ー ほとんどの設計が壁紙から選んでいくことが多いと思うんですが、今回はそういった選び方だったんですね。
そうですね。今回はこのキッチンが主題にありました。スペースもリビングにしては少し狭い方だったんですけど、そういった要望も含めてオーダーさせていただいて、すごく良い感じのテーブルと椅子を選んでいただけました。これは住宅展示場ではあまり選ばれてない(レアな)家具ですよね。特にリビングとダイニング兼用のテーブルとソファーというところは、とてもセンス良く仕上げていただいたと思います。
ー とてもありがたいことに、これまでも含めて多くのご依頼をいただいているのですが、その西岡家具を選んでいただける理由は何かありますか?
ひとつは、私たちが求めているものに対して、正解のものを毎回ご提案して頂けるところですね。今まで「これはないわ、外れやわ」というものはなくて、毎回一発回答で出して頂けるのでそのあたりが大きいかなと。あとは、スタッフさんもいい方ばかりなので。
ー ありがとうございます!それはめちゃくちゃ嬉しいですね(笑)。またこれから一緒にお仕事させていただく上で、何かやってみたいこととかありますか?
個人的にやってみたいと思っているのは、今まで出来上がった住宅に対してご提案いただいてるのを、次は企画の段階からインテリアコーディネーターとして西岡家具さんに参加していただき、一緒にコラボレーション出来ないかなと考えています。おもしろそうだなと思って。色決めや間取りもそうですし、家具を入れる前提で間取りも作るという……まぁまだ僕だけが勝手に思ってるだけで社内では話し合ってないんですけど(笑)。
ー それはすごく理想的ですね。実際にお客様で、家具を買って家に入れてみたら「お店で見るよりちょっと大きかった。」なんてよく聞くので、早い段階で家具も視野に入れてたらすごく納得のいく仕上がりになると思います。
モデルハウスや建て売りに限らず、実際に新築購入を考えているお客様への提案時でも一緒にタッグを組めたら、きっとそういった「あー思ったより大きかったなー」とか「ちょっと狭くなってしまったな」みたいなことも減るでしょうね。事前に持ってくる家具が決まっているお客様に関してはそれに合わせて設計するんですけど、新しく家具を購入するお客様にはある程度予測して設計しても、いざ置こうとすると「このテーブルはきついな」ということもあったりするので、そういった問題を極力減らしたいですね。初めの段階から家具も含めてトータルデザインすれば、よりお客様の満足にも繋がりますし、僕たちの設計の引き出しも増えるかなと思います。
ー 是非一緒にやりたいです!!
実は、次の物件から早速お願いしたいと思っているので(笑)、ぜひよろしくお願いします。
ー メイキングムービー